大別して3種類ある †
大きく分けて、兵隊には3つの種類があります。
- 民兵(村人が武具を持った格好)
- 侍従(領主たるアナタの親衛隊)
- 傭兵(月給制のバイト的兵団)
雇用形態別にこんな感じにまとめられます。
それぞれの特徴をもうちょっと書いてみます。
民兵 †
村の「男衆」が、呼びかけに応じて集まってくれる団です。
「軽歩兵」「槍兵」「長槍兵」「弓兵」の中から兵種を選ぶと
対応する武器を村の中からかき集めて準備します。
1部隊あたり「36名」で自動的に編成されますが、
武具や人数が足りなければ、今あるだけの数で部隊になってくれます。
- 徴兵中は村の仕事してくれない
武器持って集まれって言われてるんだから、もちろんその間、普段の仕事はできません。
「敵がいつ来るかわからない!」なんて警戒して、民兵を武器持たせたまま突っ立たせてると、
その間ずっと「家に残された奥さん」が一人でふだんの仕事することになって、
生産活動は滞ります……。
- 武器防具は自宅持ち帰り制
兵団作った段階で、槍兵なら槍と大きい盾、弓兵なら弓、といった具合に
人数分の武具を男衆が持ってくわけですが、
これ、兵役解いていつもの仕事に戻りなさい!!ってしても
各自自宅に持ち帰って保管してくれます
まあ男子たるもの、武器を持つと手放したくないのかもしれません。
なので、兵団を作ったあと、敵が出てくる気配が無かったりしたら
サクっと解散しても、次回招集のときにはちゃんと前に配った武具を持ってきてくれます。
なお、「戦死した場合」には武具はロストされるのでそこは堪えましょう。
団づくりも解散も、わりと気軽にしちゃってOKなのが民兵のイイところです。
- 住んでる家レベルで防具が変わる
武器は兵種で決まるんですが、防具については
鉄かぶと、ギャンベソン、チェインメイル、プレートメイルの中から、
「各自今住んでる家に応じたランクの」防具を選んで持っていきます。
立派な防具屋を開業させて、プレートメイルを量産してたとしても、
家がレベル1だらけであれば「オラにはそんなもん、もったいなくて着れねえだ」
と、普段着で戦場に向かってしまいます。
住宅レベル3を多く抱えると、街の維持コストがかかるので
レベル2あたりを主体に、中級くらいの防具で埋めていくのがよろしいのかなと思います。
まあ色々研究して、最適解を探しましょう。
- 戦死しても……
民草などいくらでも生えて来貴重な命を街のために散らして戦ってくれた村人、
その分の労働力も下がってしまいますが、
「家に残された妻」が時間経過で
「新しい男たち」を外部から迎え入れて
じきに村民数は回復します……。
うーん、逞しい……
このゲーム内ではどの家庭も「夫、妻、息子」の3名構成なので、
戦死者が出ても家庭の数は基本的に減りません。
未亡人の逞しさを頼りに、戦後の復興をしましょう……
侍従 †
鉄の甲冑をまとった親衛隊、
街に邸宅を作ると村民とは別の人数カウントで5人もらえます。
- 異様に高い守備力がウリ
見たまんま、甲冑でガードがカタい兵です。
ノーマル仕様でも、数字の上では民兵の10倍くらいの防御力があるので
非常に頼もしく見えます。
ただ、単純な近接どうしのぶつかり合いではそれなりにカタいのですが、
近接殴り合い中にサイドから弓矢で撃たれたりすると、わりとアッサリ沈みます。
あと、基本部隊数が「12名」と少ないため、グルっと囲まれやすく、そういう意味でも
足を掬われることが多いです……。
あまり防御の数字にときめくと、ガッカリするかもしれません……
- 雇用費もまた、異様に高い
戦闘部隊編成で、侍従の隊を選び「ハケみたいなマーク」をクリックすると、
侍従カスタム画面に移り、「追加雇用」や「防具新調」が出来るんですが、
追加雇用は1名につき、
なんとコイン50枚も取られます……
ましてこのコイン、
「街の貯蓄」ではなく、「領主個人のお財布」から出されるので、
あまりバンバン追加雇用すると、あっという間にお財布がカラッポになります。
防具新調しようもんならさらに35コイン取られます。
実に高貴な侍従兵団……
防御カタいからってどんどん突っ込ませるのはためらわれて
結果「繊細な運用」が求められるという皮肉な結果に??
- 経験値要素がある
戦闘を実際にさせた侍従は、カスタム画面のキャラ画像の下に、
なにやら実戦経験値らしきゲージが溜まっていきます。
そのさらに下には、なんかスキル付けられるっぽい四角形が並んでますが、
アーリーアクセス版の現状ではこの要素は工事中……
たっかい雇用費に見合う何かの実装に期待がかかります……
- 慣らし運転が必要
手元に抱えてる侍従を、実際にマップに召集してみると、
なぜかスタミナがカラッカラな状態で放り出されます……
このまま戦うのはすごく不安なんですが、
だいたい半月くらいその場で待機してると、スタミナ自動回復して満タンになります。
幸い侍従については、戦闘無い間も突っ立たせておく分には
「普段の仕事」を遅らせたりしないので、
特に用事が無くても日向ぼっこさせておくのもアリかと思います。
- 民兵編成枠を喰っちゃう
12名の「少数精鋭(笑)」の部隊、
2つ以上の領地に「邸宅」を建てちゃうと、好むと好まざるにかかわらず
自動で5人1部隊が作られちゃいます。
ここに落とし穴がありまして、
侍従部隊がいくつもユニット数を喰っていると、
新しい民兵団を組織できなくなっちゃいます。
うーん、ココは開発スタッフさん、どうにかしてほしいもんです。
傭兵 †
「国庫」にお金が残ってれば
ひと月に最大3チームまで雇えるバイトくん達です。
- 借り物とはいえけっこう強い
「狂ったガチョウの群れ」など、近接遠距離混ぜた3部隊構成とか
なかなか強力な部隊も揃ってます。
とくに街づくりの序盤、
自前の村人数が全然そろってないときや
武器がマトモに調達できないとき、
略奪者の襲撃受けたり盗賊の野営地見つけたら
傭兵は非常に頼りになります!
領土拡張のための
他領主軍との本格戦闘のときにも
もちろん頼もしい戦力になってくれます。
- 解散したらサヨウナラ
短期雇用なので、いちど解散すると
戻って来てはくれません。
契約日数は1回あたり30日ですが、
画面右上にのこり契約期間が記されてます。
解散さえしなければ、期限が来ても1か月単位で延長できますけど
用が無いときまで常時抱えていては
領主のお財布はすぐカラになりますので
スポット参戦が終わったら解散してしまうのも良いでしょう
- 使いすぎると劣化する
バグか、それとも仕様なのかわからないのですが、
傭兵を何度も雇って解雇してを繰り返すと
次第にイイ子たちを雇えなくなっていきます。
少なくとも管理人ポチの環境では
3年目くらいまでスポット参戦解雇してたら
「頑固なやつら(弓36人部隊×2)」以外は雇えなくなっちゃいました。
対領主戦のガチバトルに備え、
むやみに傭兵を使わず、普段の雑戦闘については自前でケリをつけて
傭兵の質は温存しておくのもテと言えるでしょう。
戦闘のアレコレ